学校紹介

 令和6年度

校長の挨拶

 宮城県立石巻支援学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

 本校は、宮城県東部にある石巻市にあり、石巻市、近隣の東松島市、女川町を学区とする知的障害のある児童生徒が学ぶ特別支援学校です。

 昭和52年宮城県立光明養護学校石巻分教室として、石巻市立湊小学校内に開校され、昭和54年に同石巻分校となりました。その後、昭和58年4月、現在地に宮城県立石巻養護学校として独立開校しました。昭和63年には高等部が設置され、平成21年校名改称に伴い、宮城県立石巻支援学校となり現在に至ります。

 令和6年度は、小学部2名、中学部14名、高等部23名の新入生を迎え、小学部36名、中学部33名、高等部78名、合計147名の児童生徒と108名の教職員でスタートしました。

 学校教育目標は、「安全・安心な教育環境の中で、一人一人の障害の状態及び特性等に応じた適切な教育を、地域の教育資源なども有効に活用しながら行い、健康で、明るく、人間性豊かな知、徳、体の調和のとれた児童生徒を育成する」です。この学校教育目標の実現に向け、①一人一人の教育的ニーズに応じた学習指導の充実 ②教職員一人一人の授業力と専門性の向上 ③命を守り育てる教育の徹底 ④地域と連携・協力した教育活動の推進 ⑤地域の特別支援教育のセンター的機能の充実、の5つを努力点として取り組んでいきます。

 保護者の皆様、地域や関係機関の皆様とともに手を携え、子供たちが自分らしさを発揮しながら、のびのびと成長できるような学校づくりに、教職員一丸となって取り組んで参ります。今年度も本校の教育活動への御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和6年4月

石巻支援学校 校長 江嵜 博子

 

 

校章
校章
校訓
・健康  ・明朗  ・敬愛校訓「健康・明朗・敬愛」

 

校歌

<石巻支援学校 校歌>
  作詞 佐藤 弘  作曲 曽我 道雄


豊かな流れ 北上の
夢よぶところ 広い里
明るく学ぶ しあわせを
さくらかこんで 歌おうよ
みんなみんな仲良く 歌おうよ
牡鹿の峰の 雲はれて
希望の朝が みえてくる
けわしい道をのりこえて
強い力で 歩もうよ
みんなみんな元気に
歩もうよ
青空のもと はぎそよぎ
緑の風が 光ってる
やさしい心 澄むひとみ
つばさひろげて 伸びようよ
みんなみんなそろって
伸びよう

作詞者 佐藤弘先生  作曲者 曽我道雄先生  より掲載の許可をいただきました。
(平成20年8月18日)

学校教育目標 

 安全・安心な教育環境の中で、一人一人の障害の状態及び特性等に応じた適切な教育を、地域の教育資源なども有効に活用しながら行い、健康で、明るく、人間性豊かな知、徳、体の調和のとれた児童生徒を育成する。

目指す児童生徒像

1) じょうぶで 元気な児童生徒
2) 明るく すなおな児童生徒
3) 仲良く 助け合う児童生徒
4) くじけず がんばる児童生徒
5) 地域の中で ともに学ぶ児童生徒

  【知】 自ら考え学ぶ  ともに学ぶ
  【徳】 明るく  くじけず  助け合う
  【体】 じょうぶで元気

 

学校教育方針

 教育公務員としての崇高な使命と職責を自覚し、職員相互の人間関係を醸成し、校訓「健康 明朗 敬愛」を基調に明るく活気ある職場づくりを推進すると共に、 全力を挙げて職務の遂行に努める。


(1) 生き生きとした学校 -児童生徒一人一人を生かし伸ばす学校-
 児童生徒一人一人の障害の状態や教育的ニーズを的確に把握し、「個別の支援計画」「個別の指導計画」に基づいた計画的・継続的な授業実践を推進し、その可能性を最大限に引き出す教育の充実に努める。
(2)力強い学校 -専門性を発揮する学校-
 教職員一人一人が実践的研究に積極的に取り組み、教職員としての専門性や指導力を高め、学校内外においてその専門性を発揮するよう努める。
(3)安全・安心な学校 -安全・安心な教育環境を常に心掛ける学校-
 美しく安全・安心な教育環境が健全な児童生徒を育成することに鑑み、特に感染症対応及び防災に配慮しながら生活・学習環境を絶えず創意・工夫し、施設・設備の整備・改善を行い快適な学習環境を提供すると共に、家庭での安全・安心についても啓発に努める。
(4)開かれた学校 -地域の中で成長する学校-
 計画的、継続的な交流及び共同学習(居住地校学習や学校間交流等)を推進すると共に、地域の施設及び人材を活用した特色ある教育活動の推進や関係諸機関と連携した教育相談活動の充実に努める。
(5)地域に貢献する学校 -地域の特別支援教育のセンター的機能を果たす学校-
 地域の保育所、幼稚園、認定こども園、小・中学校、高等学校等に対して支援機能、相談・情報提供機能、連絡・調整機能を果たす責務があることに鑑み、市町教育委員会等各関係機関との連携を図り、 地域の特別支援教育を支援し、インクルーシブ教育システム構築をリードする学校として積極的に教育支援活動を展開する。

 

本年度の努力点

(1)一人一人の教育的ニーズに応じた学習指導の充実

[1]個々の自立と社会参加を目指す教育課程の編成
[2]個別の指導計画及び個別の教育支援計画(移行支援計画)の見直しと適切な活用
[3]個別の教育支援計画に係るケース会議の実施
[4]系統的進路学習・進路指導の充実
[5]情報教育の推進


(2)教職員一人一人の授業力と専門性の向上

[1]主体的な研修
[2]研究の推進
[3]現職教育の推進


(3)健やかな心と体を育む教育の徹底

[1]健康教育の推進
[2]感染症対応の徹底
[3]積極的生徒指導の推進
[4]防災教育の推進
[5]危機管理マニュアル整備
[6]避難訓練等
[7]安全点検と快適な生活・学習環境の提供
[8]安全面における関係機関との連携
[9]美しい学校づくり
[10]緑化教育の推進
[11]個人情報管理

 

(4)地域と連携・協力した教育活動の推進 

[1]交流及び共同学習の推進
[2]地域人材・施設の活用
[3]地域の関係諸機関と連携した相談活動及び情報共有の推進
[4]外部アンケートの実施と説明責任
[5]積極的な情報発信


(5)地域の特別支援援教育のセンター的機能の充実

 特別支援教育のセンター的機能の充実