進路だより
進路指導

 高等部卒業後の進路について、様々な選択肢の中から、本人、保護者の思いを考慮しつつ、最善の選択ができるお手伝いをしたいと思っています。また、卒業後も地域の各機関と連絡を取り合い、豊かな社会生活の実現を支援します。

 年2回の進路希望調査を行い、本人・保護者のニーズを把握します。その結果を基に、担任・進路指導部との面談や各機関と相談を積み重ね、進路決定につなげていきます。

 

現場実習

 高等部の現場実習は、実際の施設や会社で卒業後の生活を体験する学習です。各事業所で行っている仕事や活動を個々の実態に合わせながら体験します。実習先によっては、1日中同じ作業をやり続けたり、長時間立ち仕事をしたりすることもあります。また、朝早くから夕方遅くまで行うこともあります。こうした現場実習を行うことは、仕事内容や雰囲気などを体験するだけでなく、これまで身に付けたことを実際の現場で発揮しようと挑戦したり、これからの課題を知ったり、自分の得意不得意や適性を知ったりする機会となり、将来の進路を決めるうえでとても大切な学習です。


職場・施設実習について

関係機関・地域との連携

 福祉課や相談支援事業所等の関係機関と随時、相談したり情報共有したりしてます。次のように生徒・保護者・学校と関係機関が集まって相談する場も設定しています。

 

進路・福祉相談(1年7月下旬 2年2月中旬)

学校で福祉課や相談支援事業所と今後の福祉サービス利用や現場実習先や進路先等について相談します。

就労支援会議 (3年3月) 一般就労する生徒対象に行います。進路先で生徒、保護者、担任、進路担当、福祉課、ハローワーク、就業・生活支援センター・相談支援事業所が集まり、進路先に早く定着し長く勤務できるよう、今後の支援に向けて相談します。

 

卒業生の進路
卒業生の進路先

〇 中学部、高等部卒業生の進路状況(過去5年間).pdf

 

高等部卒業生の進路先  H24  H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1 R2 R3 R4 R5
  生活介護 6 3 10 5 4  11 9 10 6
  自立訓練 1 0 2 1 3  0 2  1 1 2 3  0 
  就労継続B型 5 5 2 7 11  7 5  6 17  6 7  8 
  就労継続A型 1 0 2 1 0  0 0  0 0 0 2  0 
  就労移行 2 0 7 4 3  4 1  1 2 1 0  0 
  地域活動支援センター 2 2 1 0 0  0 0  0 1 0 1  0 
  進学 0 0 4 1 1 0 0  1  1 0 1
  一般就労 4 6 2 4 3 7 2  8  5 6 8  4 
  在宅(自宅療養等) 0 0 1 0 2 1 0  5 0 0 0  0 
  その他 0 1 0 1 1  0 0  0 0 1  0 
計  21名 17名 31名 24名 28名  30名 19名  32名

36名 

21名 

30名

19  名